EP1: ツアー初日 佐渡島へ渡れ
2019年8月30日、金曜日。東京は雨。
マンションのエントランスで登校班の集合を待つ小学生たちの視線にさらされながらバイクの輪行を済ませ、東京駅に向かった。
大嫌いな輪行に加えて雨、満員電車(平日朝の上りなので当然である、乗客の皆様にはご迷惑をおかけしました)でストレスは最高潮、もう心が折れそうだった。
乗り換えで2本ほど電車を見送り、改札の通過にてこずりながら(こちとら大荷物で広い改札ぐらいしかまともに通れないのにそれを反対から抜けてこようとする人間はどういう倫理観をしているのか)時間ギリギリに上越新幹線のホームにたどり着く。
🐊君はすでに到着していた(当然である)。新幹線も到着していた。
挨拶をかわし、乗車できるまで雑談でもしようと思ったが反応が芳しくない(僕らは基本的に相手の個人的な話に対して関心を示さない)ので会話もそこそこにドアが開くのを待って乗り込む。
いきます pic.twitter.com/jHdiaG2OIQ
— هرد رو (@8otemoto21) August 30, 2019
一番後ろの座席を予約したので、その後ろのスペースにバイクを置く。しばらくすると出発。本を読んだり、寝たりしているうちに、2時間ほどで新潟駅に到着(そういうわけで写真撮り忘れた)。新潟も雨。
昼食の駅弁を買って(新幹線はとっくに降車しているのだが)バスで佐渡汽船ターミナルへ向かう。ツアーから来ていた書類を持ってきていないことが発覚するも無事にチケットを入手。
自転車と一緒にフェリーへ乗り込み、12:35分、佐渡へ向けて2時間半の船旅が始まった。
(船内こんな感じ)
(駅弁・たれかつ重。おいしい)
お昼を食べたあとはデッキへ。雨はだいぶ弱まっていた。
まだレース2日前ということもあり、気持ちにだいぶ余裕があるのでウキウキで写真を撮りまくる。なにしろ船に乗ったのは小学校6年の時以来、実に9年ぶりである(その時は25時間半の船旅であった)。
国道(航路が国道!)350号を往く pic.twitter.com/Bi3TtkZkMR
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推定500万円弱ぐらいの通路 pic.twitter.com/TXZHBKcjgl
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佐渡島を模したカレーなんてものもあり、辛口だったのでコーヒー用のミルクを投入して食した。
からい
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これどっちが大佐渡でどっちが小佐渡なんですかね pic.twitter.com/0lihWJqEF6
そうこうしているうちに到着。ツアーバスでホテルへ。
佐渡国際トライアスロンは4日間の開催となっている(らしい)。大会1日目(8/30。A/B/Rタイプから見て2日前)の夜には、出場者は参加料無料の「島祭りParty」なるものが開催されるのであるが、僕らはそれに参加することになっていた。
魚おおおおおおおおおお pic.twitter.com/fRRMAzwm9e
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うまい海産を食べ(いかめしがおいしかった)、地酒(おいしい)を飲んだくれ(カップの3分の1ぐらいしか飲んでいないが)、他の出場者やその応援の人々と交流を深め(僕は2-3人ぐらいとしか喋っていない)、レースに向けての英気を養った。
【本日のお酒】
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尾畑酒造「真野鶴」2019佐渡国際トライアスロン大会島祭りParty(新潟県佐渡市)/15.5度
おいしい(お酒のことはわからないので) pic.twitter.com/04t2kdHSI6
🐊君はスタッフのおばちゃん(地元の方だろう)のつけていた手ぬぐいを譲ってもらってご満悦。2ショットを撮ってもらい、同卓の他の出場者にも焚きつけられて「いやもう、ランのときこれ着けて走りますよ、見ててください」というようなことまで言いだした(後で頭につけるのは締め付けられてしんどいから首とかに巻いとこうとは言っていた)。
そんなこんなでパーティも終わり、ホテルへ。隣の酒屋でお菓子や飲み物を買ったり(二回買ったがキラカードは手に入らなかった)、
風呂に入ったり、歯を磨いたり、今回の大会に合わせて購入したグリップをDHバーに装着したり。
DHバーにグリップを装着。
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石鹸水で滑りを良くしてグイグイ押し込む作業で竹刀の柄のつけ外しが思い出された。 pic.twitter.com/uqd9N5CAh7
そして布団へin。明日は受付と競技説明会とコースの下見、それから海鮮ランチだ。
つづく