僕が宇宙人になるまで / 2019 第31回佐渡国際トライアスロンAタイプ“感想”記

2019年9月1日に開催された佐渡国際トライアスロンAタイプの出場と完走の記憶です

おわりに

当初の予定を外れ、長々ともったいつけたような文章になってしまいましたが、ここまでお付き合いくださりありがとうございました。

正直「これから佐渡に出場する人のために~」などと謳った割には大した情報がなかったなあという反省はしています。

最後に完走してみての感想、というよりは反省をいくらか述べてこの完走記録を〆たいと思います。

 

まずはスイム。これは申し分なかったかなと思います。とはいってもやはりオープンウォーターでまっすぐ泳げない、という今までずっとあった課題が今回は特にひどかったのですが。

次にバイク。これはランもそうですが、正直仕方なかったのかなという気持ちが大きいです。ですが膝に痛みが出ていたということはおそらくフォームが悪かったということ。特に今回サドルの高さを気持ち低めにしていたので、そういったところから悪い影響が出てしまった、その結果としての膝の痛みだったのかもしれません。あるいは股関節周りの固さ。この辺りは今後の課題です。

ラン。やはり止まりすぎでした。必要以上に脚の痛みにビビってしまっていたかなあという気がします。単純に足が重くなっていたこと、水分の貰い方なども含めてこれも今後ロングディスタンスやウルトラマラソンに挑戦する際の課題です。

補給に関して。特に細かい部分でのカロリーや栄養を気にして補給計画を組んでいたわけではないのですが、まあ結果としてはうまくいっていたのかな、と。脚周りの動きが悪かったのはともかくとしてもエネルギー切れにはならず、かといって胃が物を受け付けないということにもなりませんでした。ただ、カフェインはもっと摂っておければよかったのかなと思います。あとバイク中に一つゼリーを取り落としたのはメンタルにきました。

レース中のメンタル。想定外の事態があったとはいえ、ちょっと崩れすぎだったかな? と思います。初挑戦だから、と言ってしまえばそれはそうなのかもしれませんが。

コンディショニング。これは最悪ですね。膝は別にして、やはり2日前に夜更かしというのはよくなかった。そしてクエン酸も。コンディショニングということに必ずしも直結しませんが、新しいことを直前に試すのは避けたほうがいいというのは当然のことでした。

レース前の練習。これは圧倒的に足りていませんでした。8月だけで言えばバイクでの総走行距離は200㎞弱、ランの総距離も100㎞に達しません。スイムの総距離も10000m行くかどうか。夏バテ夏風邪いろいろありましたが、やはり予定の組み方が悪かったと思います。インターバル練習やロングライドなどもできなかったのは痛かったです。

最後に、全体を振り返って。616位という結果は悔しいもので、自分の中では当然満足できるものではないです。15時間9分という情けないタイムも、「ドラマ性がある」だとか「完走したことがすごい」という言い訳ではごまかしきれません。しかし膝の痛みがあったとは言うものの、それがなかったとしてどうなっていたかというのもあまり自信がない。ただ、今回の結果を悔しいと思えるだけの闘志が自分に残っていることには安心しました。

見えている課題は多いです。そしてこれらはいままでずっとあった課題でもあります。

次にロングディスタンスに挑戦できるのがいつになるのか、今の僕にはわかりません。もしかしたらそれは来年かもしれないし、逆に10年以上先かもしれない。その時になってまた後悔しないように、この完走記録は自戒としたいと思います。まずは股関節のストレッチから。

 

最後になりますが、今回に限らず佐渡国トライアスロンは地元住民の方やボランティアスタッフの皆様方の協力によって成り立っています。僕らが安心して佐渡を駆け回れるのもこれらの人々のおかげです。また今回の僕に関して言えばツアーを実施してくれた日本旅行様、そして宿泊先であるたびのホテル佐渡様の存在は欠かせないものでした。この場を借りて御礼申し上げます。

また、今回完走できたのは応援してくださったトライアスロン部の先輩後輩をはじめとする多くの皆様のおかげでもあります。ありがとうございました。

 

ほとんどただの日記となってしまいましたが、お付き合いいただきありがとうございました。

 

2019/9/18 雨音けたたましい自室にて